バレットジャーナルを1ヶ月間本気で試してみる!

昨今、いろんな手帳術が世の中にありふれていますね。
そこでよく耳にする手帳術【バレットジャーナル】をみなさん知っていますか?
バレットジャーナルとは、ペン1本とノート1冊を使う手帳術です。

- バレットジャーナルのやり方は?
- カスタマイズが自由すぎて何を書けばいいの?
なんて声が聞こえてきそうですね。

そんなみなさんの疑問にお答えすべく、めとが1ヶ月間本気でバレットジャーナルを試してみます。
【1ヶ月間本気でやって知りたいこと】
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- バレットジャーナルのメリット、デメリット
- 基本の使い方/アレンジ方法
- 継続のしやすさ
- 使いこなすコツ
以上の4つを知るべく、バレットジャーナルを試してみたいと思います。
この企画をYouTubeでも発信しています。
目次
- バレットジャーナルとは
- なぜ人気なの…?
- 企画内容
- ルール
- バレットジャーナル基本のセットアップ
- インデックス
- フューチャーログ
- マンスリーログ
- デイリーログ
バレットジャーナルとは
バレットジャーナルとは箇条書きをベースとしたタスク管理&日記術のことです。アメリカのデザイナー、ライダー・キャロルさんが考案した方法です。最大の魅力は、自分の好きなようにカスタマイズできることです。
用意するものは、ノート1冊とペンのみ。
予定、ToDoリスト、アイディアメモ、夢リストなど、すべてを1ヶ所で管理できる【心と頭を整えるノート】とも言える存在です。
バレットジャーナルを詳しくまとめている本はこちらになります。
バレットジャーナル 人生を変えるノート術/ライダー・キャロル/栗木さつき【3000円以上送料無料】
なぜ人気なの…?
人気の理由を5つ挙げてみます。
- 「頭の中をスッキリできる」ノートだから
- 「自由に書いていい」から気がラク
- 「できた!」という達成感が味わえる
- 手で書くことで癒し効果が得られる
- 楽しみながらできる趣味になる
これらを1つずつ解説していこうと思います。
1.「頭の中をスッキリできる」ノートだから
私たちの頭の中は、毎日タスク・予定・心配ごと・やりたいこと…で常にごちゃごちゃ。
バレットジャーナルは、それらを一つひとつ書き出す」ことで整理し、気持ちがスーッと軽くなります。
頭で抱えていた漠然とした不安が、目に見える形になった瞬間、ぐっと気がラクになることってありますよね。
まるで「頭の中の整理整頓」みたいな感じです。
2.「自由に書いていい」から気がラク
既製の手帳は、枠組みに合わせて書かなければならないプレッシャーがありませんか?
バレットジャーナルは自由そのものです。
日によって書けない日があってもいいし、イラストを入れてもシールを貼っても、文字だけでも大丈夫。
「途中でやめてもいい」「うまく描けなくてもいい」――そんな“ゆるさ”が逆に心地よく、長く続ける人が多いという結果になっています。
だからプレッシャーがなくて続けやすいんです。
3.「できた!」という達成感が味わえる
やることを書いて、それが終わったらチェックマーク✓を入れるだけで、小さな達成感が得られます。
(バレットジャーナル公式本では、タスクの終わりは×マークを書くことになっています。)
✓マークや×マーク積み重ねが、「私って意外と頑張れてるかも」という前向きな気持ちにつながります。

今日もなにもやれなかったー!なんて思うことが減ること間違いなし
また、日記のように感情を記録することで、その時の自分の感情を振り返ることができます。
振り返ることにより、次同じようなことが起きた時、別の考え方、感じ方ができるかもしれません。
4.手で書くことで癒し効果が得られる
スマホやPCばかり使っていると疲れてしまうこともありますよね。
デジタルツールが主流の今、あえて「手で書く」という行為自体が癒しになっています。
自分と向き合う静かな時間をつくる“マインドフルネス”としての効果も支持されています。
※マインドフルネスとは、「今この瞬間」に意識を集中し、自分の思考や感情、周囲の状況をあるがままに受け入れる心の状態のこと
5.楽しみながらできる趣味になる
ノートにシールを貼ったり、カラーペンでカラフルにしたり、可愛いレイアウトを考えるのも楽しいポイントです。
シンプル派にもデコ派にも、それぞれのスタイルがあるから、正解はありません。
私も、カラーペンで書いたり、シールやマステを貼るのが大好きです。
「ノートを書く」が、自分だけの楽しい時間になるんです。
企画内容
今回の【1ヶ月間本気でバレットジャーナルを試す】企画で、いくつかルールを設けました。
ルール
- A5ノートとB6ノートの2種類を使用
- 最初の1週間は黒ペン1本で行う
- シールやカラーペン等を1週間毎に追加していく
1つずつ解説していきます。
A5ノートとB6ノートの2種類を使用
まずは、バレットジャーナルにおいてどのサイズがいいのか検証したいと思います。
今回はSeriaで購入した2冊のノートを使用します。
左がB6サイズ、右がA5サイズになっています。
どちらも方眼タイプです。
こちらを交互に使用し、使用感の比較をしていきます。
最初の1週間は黒ペン1本で行う
バレットジャーナルは、基本的にペン1本とノート1冊でできると言われています。
まずはその基本を忠実に守ってみようと思います。
期間は7月1日~7日まで。
シンプルなバレットジャーナルは見返した時に見やすいのでしょうか。
シールやカラーペン等を1週間毎に追加していく
基本を守れたら、アレンジを試してみたいと思います。
本格的なデコは苦手なため、自分の好きなようにシールやマステを貼り、カラーペンを試していきたいと思います。
アレンジを試すのは、7月8日から。
バレットジャーナル基本のセットアップ
バレットジャーナルの基本のセットアップを行いました。
バレットジャーナルにはまず以下の項目が必要になります。
- インデックス
- フューチャーログ
- マンスリーログ
- デイリーログ
- (コレクションページ)
インデックス
インデックスページとは?
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ノートの最初に作る目次ページ
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各ページに書いた内容とページ番号を記録しておくことで、後から探しやすくなる
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たとえば「読書リスト:p.12」「旅行計画:p.25」などと記載
インデックスページの作り方(基本)
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ノートの最初の2〜4ページをインデックス用に確保
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各ページにページ番号を振る(印刷されていない場合は手書き)
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新しいページを作ったら、その都度INDEXに「タイトル:ページ番号」を追加
※すべてのページにページ番号を振るのが大変な場合は、奇数ページや偶数ページのみに番号を振ると少し楽になります。
インデックスがあると便利な理由
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ノートの途中に書いた「Wish List」や「プロジェクトメモ」などをすぐに見つけられる
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デイリーログやマンスリーログなど、複数のログを整理しやすい
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自分だけの「使いやすい辞書」みたいな存在になる
フューチャーログ
フューチャーログとは?
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未来の予定や目標を一覧で記録するページ
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年間や半年単位で、月ごとの予定・イベント・やりたいことなどをざっくり書き出す
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たとえば「4月:健康診断」「7月:旅行計画」「10月:資格試験」など
フューチャーログの作り方(基本)
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ノートの見開き2〜4ページを使って、月ごとのスペースを作る(例:1月〜6月)
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各月に、予定・イベント・やりたいことなどを記入
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新しい予定ができたら、随時追記していく
フューチャーログがあると便利な理由
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年間の予定を俯瞰(ふかん)して把握できる
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忙しい時期や余裕のある時期が見えて、計画が立てやすくなる
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「いつかやりたいこと」を実現しやすくなる(例:旅行、習い事、挑戦したいこと)
フューチャーログは、バレットジャーナルの「未来の地図」みたいな存在です。
インデックスが“どこに何があるか”を示すなら、フューチャーログは“これからどこへ向かうか”を描くページになります。
マンスリーログ
マンスリーログとは?
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1か月分の予定やタスクをまとめて記録するページ
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月のはじめに、その月のスケジュールややることリストを整理する
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たとえば「15日:歯医者」「25日:プレゼン準備」「今月やること:読書3冊、部屋の模様替え」など
マンスリーログの作り方(基本)
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ノートの見開き2ページを使うのが一般的
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左ページ:カレンダー形式または日付リスト形式で予定を記入 (例:1日(月)〜31日(木)まで縦に並べる)
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右ページ:今月のタスク一覧や目標を箇条書きで記入
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月の途中で新しい予定やタスクが出てきたら、随時追加
マンスリーログがあると便利な理由
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月単位で予定とタスクを俯瞰(ふかん)できる
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「今月やるべきこと」と「いつやるか」が一目でわかる
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フューチャーログからの予定を具体的な日付に落とし込める
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月末に振り返りをすることで、達成感や改善点が見えてくる
マンスリーログは、バレットジャーナルの「今月という章の扉」のような存在です。
未来の地図(フューチャーログ)と、日々の記録(デイリーログ)をつなぐ役割をしています。
デイリーログ
デイリーログとは?
- その日の予定・タスク・メモを自由に書き出すページ
- 思考の整理や行動の優先順位づけに役立つ
- 日記のように感情や出来事も記録でき、振り返りにも便利
デイリーログの作り方(基本)
- 日付を書く
- タスク・予定・メモを箇条書き
- 必要に応じて装飾や感情の記録を書く
デイリーログがあると便利な理由
- 頭の中を整理できて、やるべきことが明確になる
- 小さな気づきや感情も記録でき、自己理解が深まる
- 書き出すことで行動に移しやすくなり、1日がスムーズに進む
デイリーログを書くことによって、自分の必要なことを書き出すことができ、頭の中がとてもスッキリする感覚が得られます。
コレクションページ
コレクションページとは?
- 特定のテーマや目的に沿って情報をまとめるページ(例読書リスト、旅行計画など)
- 長期的に使える記録として活用
コレクションページの作り方(基本)
- タイトルを書く
- 目的に合ったレイアウトを決める
- 自由に記録&装飾する
コレクションページがあると便利な理由
- 興味や目標をひと眼で把握でき、モチベーションが続きやすくなる
- 日々のログとは別に、長期的な記録や振り返りがしやすくなる
- 自分の「好き」や「習慣」が可視化され、暮らしにメリハリが生まれる
自分が今どんなことに興味を持っているのかが、すぐにわかるのがコレクションページです。
まとめ
バレットジャーナルの良さは「自由さ」と「達成感」に隠されています。完璧でなくていい、自分のペースで記録できるという安心感があります。そしてなにより、書くことで頭の中が整理され、自己理解を深まること間違いなしですね。これらを得られるか、1ヶ月に報告させていただきますので、楽しみにしててくださいね。